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【2026年版】Devinの代わりになる?OpenDevin / SWE-agentをVPSで動かす構築ガイド

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Devinの代わりになる?OpenDevin / SWE-agentをVPSで動かす構築ガイド


最初に結論を書きます

Devinの月額500ドル(約7.5万円)は、個人や中小チームにはまず払えない。 でも「自律型AIエージェントを使いたい」という需要は本物だし、OpenDevin(OpenHands)とSWE-agentというオープンソースの選択肢は普通に実用レベルに達している。

正直に言うと、精度はDevinに及ばない。SWE-benchの数字を見ればわかる。でも月6,000〜20,000円でDevinの機能の多くが使えるなら、ほとんどのユースケースでは十分すぎる話だと思っている。

あと念のため書いておくと、これらのツールにGPUは一切不要。Claude/GPT-4oのAPIを叩くだけなので、CPUとメモリが確保できるVPSがあればいい。GPU推しの記事を見かけたら少し疑ってほしい。


Devin vs オープンソース比較

比較項目DevinOpenDevinSWE-agent
月額コスト$500(約7.5万円)VPS代+API代のみVPS代+API代のみ
SWE-bench解決率約45%約38%約23%
セットアップ難易度即時(SaaS)中程度(Docker)低〜中程度
カスタマイズ性低(ブラックボックス)高(OSS)高(OSS)
使用LLM独自モデルClaude/GPT-4o選択可Claude/GPT-4o選択可

SWE-benchでDevinに届かないのは事実。ただ、精度差7%のために月6万円以上払うかどうかという話でもある。自分の場合は払えないので、この比較表を見て即決した。


推奨VPS構成

はっきり書いておきます。OpenDevinにGPUは不要です。

LLM推論はAPI経由(Anthropic / OpenAI のサーバーで処理)なので、手元のVPSでGPUを積む意味がない。GPUオプションを勧めてくる記事はコスト構造を理解していないか、GPU VPSのアフィリエイト報酬が高いかのどちらかだと思っている。

必要なのはCPUとメモリ。これだけ。

スペック最低ライン推奨
vCPU2コア4コア以上
RAM4GB8〜16GB
ストレージ50GB SSD100GB SSD
GPU不要不要

4GBプランで試すのはギリギリすぎる。Dockerコンテナを複数立てると普通にメモリが詰まる。最初から8GBプランを選んだほうが後悔しない

ConoHa VPS →

ConoHa VPSは契約から稼働まで最短10分。8GBプランでDocker運用は普通に動く。


OpenDevin(OpenHands)の構築手順

ステップ1:Docker環境を準備

sudo apt update && sudo apt install -y docker.io docker-compose
sudo usermod -aG docker $USER
newgrp docker  # グループ反映

# Docker動作確認
docker run hello-world

このDockerインストール、地味に躓くポイントがある。newgrp dockerを忘れると権限エラーが出るので、一度ログアウト→ログインし直したほうが確実。

ステップ2:OpenHandsをDockerで起動

# ワークスペースディレクトリを作成
mkdir -p ~/openhands-workspace

# 最新版を起動(ANTHROPIC_API_KEYを使用する場合)
docker run -it --rm \
  -e SANDBOX_RUNTIME_CONTAINER_IMAGE=docker.all-hands.dev/all-hands-ai/runtime:0.39-nikolaik \
  -e WORKSPACE_MOUNT_PATH="$HOME/openhands-workspace" \
  -v "$HOME/openhands-workspace:/opt/workspace_base" \
  -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock \
  -p 3000:3000 \
  --add-host host.docker.internal:host-gateway \
  docker.all-hands.dev/all-hands-ai/openhands:0.39

初回はDockerイメージのダウンロードに数分かかる。VPSの回線速度によっては10分以上かかることもある。焦らず待つ。

ステップ3:WebUIにアクセスして設定

http://YOUR_VPS_IP:3000

ブラウザでアクセスすると設定画面が表示される。

  • LLM Provider: Anthropic
  • Model: claude-opus-4-5(精度優先)または claude-sonnet-4-5(コスパ優先)
  • API Key: Anthropic APIキーを入力

自分の場合、普段のタスクにはsonnet-4-5で十分だった。opus-4-5は確かに賢いが、API料金が跳ね上がる。最初はsonnetで試してから判断することをすすめる。

ステップ4:tmuxで常駐させる

tmux new-session -d -s openhands 'docker run -it --rm \
  -e SANDBOX_RUNTIME_CONTAINER_IMAGE=docker.all-hands.dev/all-hands-ai/runtime:0.39-nikolaik \
  -e WORKSPACE_MOUNT_PATH=/root/openhands-workspace \
  -v /root/openhands-workspace:/opt/workspace_base \
  -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock \
  -p 3000:3000 \
  --add-host host.docker.internal:host-gateway \
  docker.all-hands.dev/all-hands-ai/openhands:0.39'

echo "OpenHandsがバックグラウンドで起動しました"
tmux attach -t openhands

VPSで動かす最大のメリットがここ。自分のPCを立ち上げっぱなしにしなくていい。PCで動かすとなると、何かあったときにリモートデスクトップで入らなきゃいけないし、結局「手放しで動いてる」感がない。VPSにtmuxで常駐させておけば、スマホからSSHで状況確認できるし、精神的にかなりラク。


SWE-agentの構築手順

SWE-agentはPrincetonが開発したGitHubイシュー自動解決ツール。OpenHandsよりシンプルな構成で、「特定のGitHubイシューを自動で直してほしい」という用途に向いている。

# リポジトリをクローン
git clone https://github.com/princeton-nlp/SWE-agent.git
cd SWE-agent

# Python環境を構築
python3 -m venv .venv
source .venv/bin/activate
pip install -e .

# APIキーを設定
export ANTHROPIC_API_KEY="sk-ant-api03-YOUR-KEY"
export GITHUB_TOKEN="ghp_YOUR_GITHUB_TOKEN"

GitHubイシューを自動解決する

# 特定のGitHubイシューを自動解決
python run.py \
  --model_name claude-sonnet-4-5-20251219 \
  --data_path "https://github.com/owner/repo/issues/123" \
  --config_file config/default_from_url.yaml \
  --repo_path /tmp/target-repo

バッチ処理(複数イシューを順次解決)

# イシューURLをリスト化してバッチ実行
cat issues.txt
# https://github.com/myorg/myrepo/issues/1
# https://github.com/myorg/myrepo/issues/2

while read url; do
  python run.py \
    --model_name claude-sonnet-4-5-20251219 \
    --data_path "$url" \
    --config_file config/default_from_url.yaml \
    >> ~/logs/swe-agent.log 2>&1
done < issues.txt

バッチ処理はVPSとの相性がいい。夜中に回しておいて朝確認するというワークフローが普通に成立する。これはローカルPCでは精神的にやりたくない。


コスト試算(正直バージョン)

【月間コスト例(OpenDevin + ConoHa VPS 8GBプラン)】

VPS料金:              約3,000〜5,000円/月
Anthropic API料金:    使用量による(1タスク約5〜50円)
  ※1日20タスク×30日 = 約3,000〜30,000円

合計:                 約6,000〜35,000円/月

vs Devin:             約75,000円/月(固定)

ぶっちゃけ、ヘビーに使うと月3万円超えることもある。そこは覚悟しておいてほしい。ただそれでもDevinの半額以下。

1タスクあたりの単価で考えると:

  • Devin(月75,000円 ÷ 300タスク想定):1タスク約250円
  • OpenDevin(Sonnet使用):1タスク約5〜50円

この差は無視できない。

あとAPI料金の上振れリスクについては後述のFAQにも書いたが、Anthropicコンソールで月額上限を必ず設定しておくこと。これをやらないと予想外の請求が来る。

XServer VPS →

XServer VPSは830円固定プランが地味に強い。毎月の料金を計算したくない人、「いくらかかってるか気にしたくない」という人には固定料金のほうが精神的にラク。ただしOpenDevin用途なら8GBプランが必要になるので、プラン選びは確認してほしい。


よくある質問

WebUIで直感的に操作したい場合はOpenDevin(OpenHands)が向いています。GitHubイシューの自動解決やCI/CDへの組み込みを重視するならSWE-agentが適しています。両方試して使い分けるのが理想的です。
OpenHandsはDocker-in-Dockerを使用しますが、ほとんどのVPSでは`/var/run/docker.sock`をマウントすることで動作します。VPSプランによっては制限がある場合があるため、事前に契約プランのDocker対応を確認してください。
複雑なタスクではAIエージェントが多くのAPI呼び出しを行うため、1タスクで数百円かかることもあります。Anthropicコンソールで月額上限を設定しておくことを強く推奨します。

まとめ:あなたの使い方で選ぶ

あなたの状況おすすめの選択月額目安
Devinを試したいが予算がないOpenDevin(OpenHands)+ ConoHa VPS 8GB6,000〜20,000円
GitHubイシューをバッチで自動解決したいSWE-agent + VPS(4〜8GB)6,000〜15,000円
料金を気にせず使いたい、精度最優先Devin(SaaS)約75,000円
とにかく固定料金で管理したいOpenDevin + XServer VPS(固定プラン)プラン固定費+API代
まず試すだけでいいOpenDevin + KAGOYAの14日無料トライアル0円(試用期間中)

KAGOYAの14日無料トライアルは個人的にあり派。14日あれば週末が2回入る。平日は仕事で触れなくても、2回の週末でOpenHandsが自分の用途に合うかどうかの確認は十分できる。


本音を言えば、この記事に書いたことが「最終回答」じゃない。OpenDevinもSWE-agentも開発が早いので、半年後には仕様が変わっている可能性がある。でも「月7.5万払う前にオープンソースを試す」という判断は今も変わらないし、構築の流れもそう変わらないはず。

まずVPS契約して動かしてみてください。「やってみたら思ったより簡単だった」というのが、触ってみた人のだいたいの感想です。


ConoHa VPS →

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