VPSの始め方完全ガイド|申し込みからAIツール起動まで
「VPSって難しそう…」と思っていませんか?
「VPSが良いのはわかったけど、どうやって始めればいいの?」 「サーバーとかLinuxとか、自分には無理かも…」
そう思っている方、安心してください。VPSの初期設定は、実は30分もあれば終わります。
この記事では、パソコンの基本操作ができる方なら誰でもVPSを使い始められるように、申し込みからAIツールの起動までをステップバイステップで解説します。
※2026年6月時点の情報です。
VPSを始める前に知っておくべき3つのこと
1. VPSとは「ネット上の自分専用PC」
VPS(Virtual Private Server)は、データセンターにある物理サーバーの一部を「自分専用」として借りるサービスです。自宅のPCと違って:
- 24時間稼働しても電気代がかからない
- 自宅PCに負担がかからない(ブラウザだけで操作可能)
- **月990円〜**と、カフェ1回分の費用で始められる
2. 必要なのは「パソコン」と「クレジットカード」だけ
特別な機材やソフトは不要です。WindowsでもMacでも、ブラウザとターミナル(コマンド入力画面)があればOKです。
3. 失敗しても大丈夫
VPSは月単位の契約が主流です。「やっぱり違うな」と思ったら翌月に解約できます。初期費用無料のサービスも多いので、気軽に試せます。
ステップ1:VPSサービスを選ぶ
AIツール(Claude Code、Codex、ChatGPT API等)を動かすなら、以下の条件を満たすプランを選びましょう。
| 条件 | 推奨スペック | 理由 |
|---|---|---|
| メモリ | 2GB以上 | AIツールは1GB以上のメモリを使うことが多い |
| CPU | 2コア以上 | 複数のタスクを同時に処理するため |
| ストレージ | 50GB以上 | プログラムやデータの保存領域 |
| OS | Ubuntu 22.04以降 | AIツールの動作環境として最も情報が多い |
初心者におすすめのVPS 3選
◆ KAGOYA CLOUD VPS(月770円〜) 最安値でAI開発を始められます。2コア/2GBプランが月770円。管理画面がシンプルで初心者にも使いやすい。
◆ XServer VPS(月990円〜) 国内最速級の処理性能。安定性を重視するならこちら。初期費用無料、管理画面も日本語で安心。
◆ ConoHa VPS(月2,178円〜) 時間課金に対応。「まず数時間だけ試したい」という方に最適。使った分だけの料金体系。
ステップ2:申し込み手順(共通の流れ)
どのサービスでも、基本的な流れは同じです。
- 公式サイトにアクセスし、「お申し込み」ボタンをクリック
- アカウント作成:メールアドレスとパスワードを登録
- プランを選択:メモリ2GB以上のプランを選ぶ
- OSを選択:「Ubuntu 22.04」を選ぶ(最も情報が多く初心者向け)
- rootパスワードを設定:忘れないようにメモ
- 支払い方法を登録:クレジットカードを入力
- 申し込み完了:数分〜数十分でサーバーが使えるようになる
申し込みが完了すると、IPアドレス(例:123.45.67.89のような数字の組み合わせ)が発行されます。これがあなたのVPSの「住所」です。
ステップ3:VPSに接続する(SSH接続)
VPSへの接続は「SSH」という仕組みを使います。難しく聞こえますが、やることはシンプルです。
Macの場合
- 「ターミナル」を開く(Spotlight検索で「ターミナル」と入力)
- 以下のコマンドを入力してEnter:
ssh root@あなたのIPアドレス
- パスワードを聞かれるので、申し込み時に設定したrootパスワードを入力
Windowsの場合
- 「PowerShell」を開く(スタートメニューで「PowerShell」と検索)
- 以下のコマンドを入力してEnter:
ssh root@あなたのIPアドレス
- 初回接続時に「Are you sure you want to continue connecting?」と聞かれたら「yes」と入力
- パスワードを入力(画面には表示されませんが、入力はされています)
「root@サーバー名:~#」のような表示が出れば接続成功です!
ステップ4:AIツールの実行環境をセットアップ
VPSに接続できたら、AIツールを動かすための準備をします。以下のコマンドを1行ずつ入力してEnterキーを押してください。
基本ソフトのインストール
apt update && apt upgrade -y
apt install -y curl git python3 python3-pip nodejs npm
Claude Codeを使う場合
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
インストール後、APIキーを設定すれば使い始められます。
Pythonの環境を整える場合
pip3 install openai anthropic
これでChatGPT APIやClaude APIをPythonから呼び出せるようになります。
ステップ5:AIツールを24時間動かし続ける方法
VPSに接続を切っても、AIツールを動かし続けるには「screen」や「tmux」を使います。
apt install -y tmux
tmux new -s ai
この中でAIツールを起動すれば、ターミナルを閉じてもプログラムは動き続けます。再接続するときは:
tmux attach -t ai
これだけで、24時間AIツールが稼働する環境の完成です。
よくある質問(FAQ)
まとめ:今日からVPSを始めよう
VPSの始め方をおさらいします:
- サービスを選ぶ(迷ったらKAGOYA 月770円〜が最安)
- 申し込む(5分で完了)
- SSH接続する(コマンド1行)
- AIツールをインストール(コマンド数行)
- tmuxで24時間稼働
月770円〜990円で、自宅PCを解放して24時間AIツールを動かせる環境が手に入ります。カフェ1回分の投資で、AIの作業効率が劇的に変わります。